理事長所信(あいさつ)

社団法人富士五湖青年会議所
第53代 理事長 渡邉 良孝
はじめに
2012年、社団法人富士五湖青年会議所が設立され53年目を迎えます。 近年はメンバーの減少が続き、会員数30名弱のLOMとなってしまいました。私が入会した12年前からすると約半数のメンバーのLOMになりましたが、現在の富士五湖青年会議所は少数精鋭の集まりであり、JC運動の活性化や、例会・事業の参加率も高まっております。 日本の経済もバブルの崩壊から長いデフレがはじまり、リーマンショックでの金融危機や近年の世界同時不況、そして東日本大震災の発生など、多くの困難が次々に降りかかっています。 しかし、こんな時代だからこそチャンスも溢れています。 先が見えないからこそ様々な挑戦をする価値があります。 今こそ青年会議所メンバーが、先頭に立って明るい豊かな未来を目指した運動を地元地域に起こし続けるのです。 ダーウィンの進化論からよく引用されるように、生き残るためには変化に対応する能力が必要です。決して強いものや大きなものが生き残るわけではありません。 青年会議所運動も今の時代に合った形に変化してゆく事が必要なのです。 そもそも青年会議所運動の目的は『積極的な変化』の創造であり、その結果『永久的で不変な世界平和の確立』を目指す運動なのです。 こんな時代だからこそ我々メンバーは、凛とした姿で地域社会に運動を発信し、様々な問題解決に向けて明るい豊かな社会づくりを、『今』と『ここ』に集中して全力を尽くしてゆきましょう。出来ない理由はいくらでもある、だから我々は常にできる理由を考えて取組んでいきましょう。道は必ず開けます。真剣に取り組んでいれば協力者が必ず出て来ます。楽しくなります。結果が出ます。そして積極的な変化に繋がります。その積み重ねが明るい豊かな社会へと繋がってゆくのです。
世界一の国際観光都市
我々が住む富士五湖地域はすばらしい環境に恵まれております。日本一、いや世界一美しい富士山があり、おいしい水が湧き出ており、温泉や数多くの天然記念物に囲まれ、世界有数の国際観光都市として発展できる自然環境は整っております。また、2013年には世界文化遺産へ登録されるチャンスもあり、ますます世界中から注目を浴びる地域なのです。 その中で、世界各国からのお客様をお迎えする我々地元地域住民の意識改革が必要であり、多くの住民がおもてなしの心をもってお客様を迎え入れることが出来るか否かでこの地域の観光地としての魅力が変わってきます。世界中からのお客様がまた訪れたいと思えるような地域にしてゆくために、我々メンバーが中心となって国際感覚を磨き、ホスピタリティーの心や国際交流を地域に推進してゆき、世界一の国際観光都市を目指します。
地域愛から住民主体のまちづくり
我々が住んでいる地元地域に、より興味・関心を持ち、より好きになるためには、自らまちづくりに参加することが一番です。それも参加者が自発的で持続的な、地域に対して愛と誇りを持った、明るい豊かなまちづくりを実施することです。そのような機会を地域の多くの住民に与える事が出来たならば、住民主体のすばらしいまちづくりに繋がります。地域愛に目覚めるようなすばらしい変化を富士五湖地域に起こしてゆきます。
大きな夢を持ち、感性豊かな青少年教育
日本人の奥ゆかしさ、まじめさ、思いやりの心など、代々受け継いでいる国民性を大切にしながら、地域の子供たちにはたくさんの人や自然と出会い、ふれあい、体験することから多くを学んでほしい。そして青少年たちは将来に対して大きな夢を持ち、思いやりの心に溢れ、また人の気持ちを感じとる力、感性豊かな人間に育ってほしい。地域全体で未来の宝を自然で素直な子供に育てます。
公益社団法人
我々富士五湖青年会議所は、これまで明るい豊かな社会作りに力を入れてきました。やはり我々の運動のほとんどが公益の目的を持った運動であり、公益社団法人として認証されるために公益法人格取得についての知識を日々学び、公益社団法人格の獲得を確実のものにいたします。
JCI(国際青年会議所)NOM(日本青年会議所) そしてLOM(各地青年会議所)
Junior Chamber International, 青年会議所は国際的な組織である。会員数は日本に38,000人、世界中には180,000人の同志がおり、たくさんの友人を作る機会があります。JCIは国際連合とも深くかかわっており、国際問題として国連ミレニアム開発目標(MDGs)にも積極的に問題解決に当たるという宣言もしています。世界平和を真剣に考え、それぞれの地域で積極的な変化を起こし運動を発信しているすばらしい組織なのです。世界平和の実現も夢ではないのです。今以上にJCIや日本青年会議所、各地青年会議所との繋がりを強固なものにして、さまざまな国(NOM)や地域(LOM)のメンバーとも積極的に交流し、国際的な視野やそれぞれの地域の魅力を共有し、友情を深め、互いに研鑽、影響しあいながら、地元地域に積極的な変化を起こしてゆきましょう。
凛とした我々の運動のPRと同志の増強
青年にとってこんなにすばらしい組織、しかも40歳までという期限付きの中で、地元地域のより多くの青年に運動に参加する機会を与えます。我々が地域のために凛として活き活きと活躍している姿を、ホームページや様々なメディアを駆使して地域にPRし、地元地域の志高き青年の入会に繋がるように広報活動をしてゆきます。また、我々メンバーが出会う地元青年に我々の口から青年会議所の魅力を伝え、我々の運動を広げ、地元青年を巻き込んでゆき、同志の拡大に繋げてゆきます。
『今』 と『ここ』
世の中は、常に変化しています。特に最近の変化はとても早く感じます。我々青年会議所も時代に合わせて変わっていかなければなりません。変わらないことは、実は退化しているのです。 過去に囚われすぎずに、夢や大きな理想に向かって進化してゆきましょう。変わることは決して楽ではありません。しかし大きなチャレンジがやりがいや達成感、成長に繋がるのです。40歳までの限られた時間の中で、立ち止まることなく、さまざまな理想に向かって目の前の問題を解決すべく、凛とした姿勢で果敢にJC運動を起こしてゆきます。過去でもなく、先の見えない未来でもない、『今』 を真剣に生きることの積み重ねが、未来をつくります。 生まれ育ったこの場所、それぞれの立場、環境『ここ』で、世界一恵まれているこの場所で、すばらしい未来を築きます。我々が常に生きているのは、『今』と『ここ』だけなのです。 これから世界経済の中心はアジアです。アジアといえば中国の急成長が注目されております。しかしアジアの発展を牽引してゆくのに必要なのは日本人の勤勉さ、器用さ、技術力、粘り強さであり、そして思いやりの心、奥ゆかしさや謙虚さなのです。まさにこれからのアジアの発展には、日本人の力が必要なのです。その自覚を持ち、我々はこれからのチャンスや希望にあふれた未来を、凛とした姿勢でわくわく胸を躍らせながら、『今』 と『ここ』を真剣にJC運動を実践してゆきましょう。 JCの御蔭でたくさんの機会や夢が得られます。後はどの夢に向かって自分の人生を燃やしてゆくのかを決めて毎日を真剣に行動するのみです。行動した人だけが得られる尊いものを皆で獲得しましょう。
最後に
富士五湖青年会議所の第53代の理事長としてこれからの未来にとてもワクワクしております。この恵まれた機会を楽しく実のある一年にしてゆくために、全身全霊で取り組んでゆき、JC運動に関わる全ての人々の人生がより良いものになるように、常に組織の先頭に立って多くのチャレンジを率先して実践してゆきます。メンバーも組織も大きく成長するために、凛として『今』と『ここ』 を真剣に生きてゆきます。

